図面の先にある“本質”まで理解し、
品質を支える仕事。

製造部長部所属。横浜工場長と川崎工場長、そして製造部長を兼務。

製造部部長 村山 健 氏

Q1. まずは現在の仕事内容を教えてください。

私は現在、横浜工場長と川崎工場長、そして製造部長を兼務しています。立場としては、製造部全体を見ながら、現場がスムーズに動くように調整していく役割です。特に重要なのは、製造業におけるQCD、つまり品質・コスト・納期の管理です。社内の製造ラインだけでなく、協力工場とも連携しながら、全体が滞りなく進むように取りまとめています。

Q2. 製造部として大切にしていることは何ですか。

一番大切なのは、お客様のニーズを正しく理解したうえで、製造現場に落とし込むことです。案件によって、品質を最優先するものもあれば、納期やコストがより重要になるものもあります。営業部門が把握した「いつまでに」「いくつ」「どの品質レベルが必要か」といった情報を正確に受け取り、それを現場へしっかり伝えることが、品質を守るうえでの出発点だと考えています。

Q3. 国友エンジニアリングの製造現場らしさは、どこにあると思いますか。

当社の特徴は、ただ図面通りに作るのではなく、その図面に込められた意図や用途まで理解して作ろうとしているところだと思います。何に使われる製品なのか、なぜこの形状なのか、どういう要求が背景にあるのか。そういった“本質”を理解していないと、本当に良いものづくりにはつながりません。図面から型を作る段階でも、作業者から「ここはこうしたほうがよいのでは」と提案が出る文化があるのは、そうした考え方が根付いているからだと思います。

Q4. 「図面通りに作る」とは、K.Mさんにとってどういう意味ですか。

図面通りに作ること自体は当然の前提です。ただ、その図面は単なる寸法や形状の指示書ではなく、お客様のニーズの結晶だと私は考えています。ですから、図面通りに作るということは、顧客要求に忠実に応えるということでもあります。そのうえで、図面の背景や意図まで理解していれば、より精度の高い判断や提案につながっていく。そこが、ただの作業ではない、製造の奥深さだと思います。

Q5. 製造の仕事で難しいと感じることは何でしょうか。

一番難しいのは、同じものを同じ品質で作り続けることです。一見すると簡単そうに思えるかもしれませんが、材料ロットの違いや人の入れ替わりによって製品は微妙に変わってしまいます。誰がどこで作っても同じ品質を保つことは、実はとても難しい。だからこそ、そこを追求することが、私たち製造部にとってとても重要だと考えています。

Q6. 逆に、この仕事のやりがいはどこにありますか。

やはり、開発品が量産につながったときですね。開発品は、毎回仕様や用途が異なるので、毎回が新しい挑戦です。その製品が初回だけで終わらず、量産に進むということは、お客様から評価していただけた証でもあります。さらに、その量産が10年、20年と続いていくと、ものづくりの面白さや喜びを強く感じます。自分たちが関わった製品が長く求められ続けるというのは、とても大きなやりがいです。

Q7. 国友エンジニアリングは開発品に強いとのことですが、その理由は何だと思いますか。

開発品は、量産品のように毎回同じ条件で作るものではなく、その都度仕様や使い方が異なります。だからこそ、単純に手順通り作るのではなく、「何が求められているのか」を理解しながら、その状況に合った形で組み上げる力が必要になります。国友エンジニアリングでは、その“本質を理解した上で対応する力”を大切にしてきたので、それが開発品への強さにつながっているのだと思います。

Q8. 製造現場で活躍するのは、どのような方でしょうか。

もちろん技術や経験も大事ですが、それ以上に大切なのは、チームの中で情報を共有し、同じ方向を向いて判断できることだと思います。個人のスキルだけで突っ走るのではなく、チームとして「お客様が本当に求めていることは何か」を共有しながら進めていくことが、結果として品質にもつながります。ですから、周囲と連携できること、素直に学べること、そういった姿勢がある方は活躍しやすいと思います。

Q9. 未経験の方でも活躍できますか。

はい、十分活躍できます。実際、当社は経験者が約2割で、残りの約8割は未経験から入社しています。私自身も未経験で入社しました。未経験だから難しいというより、製品の成り立ちや意味を理解しながら取り組もうとする姿勢があるかどうかが大切です。ただ手を動かすだけではなく、「なぜこうなっているのか」を知ろうとすることで、仕事の面白さも見えてきますし、成長にもつながります。

Q10. 今後の製造部として取り組んでいきたいことを教えてください。

今後さらに進めていきたいのは、属人化の解消です。特定の人しか分からない、特定の考え方に依存してしまう、という状態では、安定したものづくりは続きません。誰が対応しても同じ認識で、同じ品質で作れるように、情報共有を手順の中へしっかり組み込み、標準化を進めていきたいと考えています。それが、国友エンジニアリングのものづくりをより強くしていくために必要なことだと思っています。

Q11. 最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

国友エンジニアリングは、ただものを作るだけの会社ではありません。本質を捉えながら作業することを大切にしている会社です。ここで働くことで、チームで判断する力、品質を維持する力、改善していく力が身につきます。製造で一番大切なのは、物事をシンプルに捉えて、素直に学ぶ姿勢だと私は思っています。難しいことを最初から求めるわけではありません。未経験の方も歓迎していますので、ぜひ国友エンジニアリングで一緒にものづくりに取り組んでいけたらうれしいです。

スタッフインタビュー一覧

国友エンジニアリングでは、営業技術、製造、生産管理など、それぞれの立場から課題解決に向き合っています。
実際に働くスタッフの声を通じて、仕事のやりがいや職場の雰囲気をご紹介します。

代表取締役

代表取締役村山卓
課題の本質を見極め、未来志向のものづくりへ。

後施工でも確実に性能を出す。その発想は、現場を知る会社だから生まれました。

製造部部長

製造部部長K.M氏
同じものを、同じ品質で作り続ける。その難しさと面白さ。

横浜工場長と川崎工場長、そして製造部長を兼務しているK.M氏に製造の仕事の本質ややりがい、未経験者へのメッセージを伺いました。

営業技術部

営業技術部 K.T氏
チームで考え、現場とつなぎ、仕様を最適化する。

国友エンジニアリングの営業技術部は、ただご要望を受け取って製品化する部署ではありません。

生産管理部

川崎工場・生産管理部 T.O氏
受注から納品までの流れを組み立てる

入社間もない立場から日々の仕事に向き合うT.Oさんに、生産管理の仕事の面白さについて伺いました。

製造部

横浜工場 製造部 A.A 氏
図面を丁寧に読み解き、品質へつなげる。

横浜工場・製造部のA.Aさんに、日々の仕事の内容ややりがい、後輩指導で大切にしていることについて伺いました。